【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

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【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

【夏のお家が暑い】2階が暑い原因と天井断熱の必要性(動画あり)

夏のお家が暑い。2階が暑い原因と天井断熱の必要性

こんにちは。テオリアランバーテックの池田です。
今回は、夏のお家の暑さにお悩みの方に向けて、暑さの原因と天井断熱の必要性について紹介します。

\こんな方におすすめ/
『冷房をつけているのに効きが悪い気がする』
『2階が暑くて居られない』
『冷房を止めるとすぐに暑くなってしまう』
『夏の暑さだけでなく、冬の寒さにも困っている』

セルロースファイバー断熱材を使った、天井断熱リフォームの様子もお届けいたします!最後にYouTube動画がありますので、ぜひ実際の施工の様子もご覧ください。

など2階が暑いお家の原因は?

屋根や天井裏の熱が室内に伝わっている

そもそも、なぜ2階が暑くなるのか?その原因として次のようなことが言えます。

  • 暖かい空気は上昇する
  • 屋根から室内に熱が伝わる

低断熱・無断熱・断熱ありの場合の室温への影響

外気温が30℃以上の真夏日・猛暑日には、屋根(瓦屋根)の温度は80℃を超え、天井裏の気温は60℃を超えます。熱は、屋根→天井裏→室内と伝わり、冷房をつけているはずの室内温度に影響を与えるのです。

 

2階の暑さを軽減するには?

天井断熱の必要性

室内に熱が伝わりづらくするためには、天井裏に断熱材を施工することが有効です。天井断熱をすることで、屋根から伝わる熱による室内温度の上昇を抑えることができます。つまり、冷房効率が上がり、電気代の節約につながるということですね。

天井断熱は、夏だけでなく冬にもメリットがあります。
冬は、室内の暖かい空気が天井から逃げることを防ぎます。暖かい空気は上昇しますので、せっかく暖房をつけていても天井から逃げてしまっていたらもったいないですよね。

 

築30年以上のお家は夏暑く、冬寒い

無断熱・低断熱が当たり前?!

築年数が古い住宅、2024年時点で築30年を超える住宅は、天井裏に断熱材が入っていない無断熱の状態や、断熱材は入っているけれど隙間があったり十分な厚みがない低断熱の状態であることが多いということが分かっています。(出展:国土交通省による「令和4年度社会資本整備審議会 建築分科会」資料1-3より抜粋)

住宅ストックの断熱性能では、約87%の戸建て住宅が低断熱・無断熱

暑さや寒さは我慢するもの、というのは一昔前の考えかもしれません。現在では、気温と健康の関係や環境配慮の観点から断熱の重要性が普及し、省エネ基準法に則り地域ごとに適切な断熱材が使われるようになってきました。

↓ 長野県の省エネ基準の地域区分や断熱性能についてはこちらもご覧ください。

【2024年長野県版】断熱等性能等級別セルロースファイバー断熱材の施工基準

 

実際の天井断熱施工

さて、ここで天井断熱リフォームの事例を紹介します。

今回リフォームしたお家は、長野県安曇野市。
築30年ほどの中古物件を購入しましたが、夏の暑さや冬の寒さにお悩みとのことでした。天井には部分的に断熱材がありましたが、隙間がたくさんあり、断熱材の厚みも足りない状態です。
安曇野市の省エネ基準法に則り、断熱等級4相当に施工します。弊社ではセルロースファイバーという断熱材を使用し、天井断熱を行います。施工厚さは200mm。自重で沈下することも踏まえて、220mmで施工します。(天井施工では、沈下性試験よりセルロースファイバーが自重で8%沈下することが分かっていますので、自重沈下を考慮し仕上がりの厚み+10%で施工。)
※断熱等級は、天井断熱材以外にも、壁断熱材・床断熱材・窓の仕様など、建物全体の断熱性能によって変わります。
▶セルロースファイバーとは

 

天井断熱の効果は?

天井にセルロースファイバーを吹き込む前【天井断熱】セルロースファイバー施工前の様子 天井にセルロースファイバー断熱材を吹き込んだ【天井断熱】セルロースファイバー施工後の様子

こちらは、セルロースファイバーを使用した天井断熱の施工前後です。天井裏から撮影しています。

次に、2階の室内から天井に向けてサーモカメラで撮影した様子が以下になります。※こちらは別物件の撮影となります。

天井をサーモカメラで見ると、断熱前後で6℃も温度が下がった

施工前は、室内から見た天井の温度は31.1℃。施工後は、25.3℃となりました。その差はなんと6℃!
天井断熱をしたことで、室内への熱伝導が妨げられ、温度上昇を抑えることが出来ていることが分かります。-6℃って大きな違いですよね。

↓ 施工現場の動画はこちら。

 

セルロースファイバーって沈下する?!

「セルロースファイバーって沈下するんじゃないの?」という質問をいただくことがありますが、沈下を防ぐために適切な品質管理を行っています。これは、均一にセルロースファイバーを吹きこみ、正確な厚み(施工密度)を確保する技術が必要です。

↓ こちらの記事もご覧ください。

セルロースファイバー断熱材の沈下問題を徹底解説!知っておくべき沈下メカニズムと対策

 

 

天井断熱のみであれば、工期は半日から1日ほど。
もちろん、引越し不要で住みながら工事が完了します。
夏の2階の暑さにお困りの方・冬場に暖房を切るとすぐに寒くなってしまう方など、ぜひセルロースファイバーでの天井断熱リフォームをご検討ください。

 

 

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