断熱工事会社の社員が実際に自宅に内窓を取り付けてみました! 公開日:2023年6月23日/更新日:2023年7月21日 こんにちは!ブランド戦略室の栁澤です。 例年よりも暑くなると言われている2023年ですが、ついに我が家も内窓を取り付ける決断をしました。新築で建てて10年を超えましたが、既存サッシ(樹脂フレーム+ペアガラス)では特に冬が寒く、音に関しても子供たちの声が窓を閉めていても外まで聞こえてしまう始末・・・ 内窓設置で冬の寒さと防音対策にどの程度効果があるのかワクワクです! 目次 Toggle 内窓(インナーサッシ)って何?補助金を活用依頼から取付までの流れ実際の取り付けはどんな感じ?まとめ 内窓(インナーサッシ)って何? 内窓(インナーサッシ)は、既存の窓の内側に追加する二重窓のことです。騒音問題に悩む人や、省エネ対策を考えている人に最適!! メリット1: 「騒音軽減」外部の音を効果的に遮断し、静かな室内空間を作り出します。 メリット2: 「省エネ効果」室温の保持に優れ、冷暖房効率を向上させ、電気代を削減します。 メリット3: 「コストパフォーマンス」建築時よりも取り付けが容易で、コストを抑えられます。 国内で内窓を製造・販売しているメーカーの一例 リクシル: 「インプラス」シリーズ – YKK AP: 「プラマード U」シリーズ – 三協立山: 「プラメイクEⅡ」シリーズ – 補助金を活用 記事を書いている2023年6月時点で利用可能な補助金は「先進的窓リノベ事業」になり、過去最高の補助率を誇る補助金です。ですので、競争率も当然高いことが予想されていたので、4月の(予約)申請開始から予算消化の推移を見守っており、6月の工事当日の予算消化率は29%でした。(いやー、工事前に予算上限に達してしまうのではとヒヤヒヤでした…) 依頼から取付までの流れ 【3月】窓メーカーさんに問い合わせ・調査依頼 今回はリクシルさんの「インプラス」を付けることにしました。補助金申請で<着工前写真>が必要になるため、内窓を取り付ける窓すべての各窓の着工前写真を撮影します。 【4月】現地調査 設置希望窓1階で5か所(2名で来て1時間程度で終わりました)の採寸。 実は取付で一番重要なのがこの調査です。大体の窓は既製品ではなくオーダーという形で作られるため、調査での採寸が間違っていると取付時に大変なことになります。(というか取り付けられないのかも。) 【6月】取付工事 調査から工事(納品)まで約60営業日かかりました。特に今は補助金で窓受注がフィーバーしているため、60営業日でも早かった方だと思います。取り付け後は着工前写真と同じアングルで<着工後写真>を撮影します。写真は5つの窓で着工前と着工後なので計10枚となります。 【6月】補助金申請 一般の方は依頼した建築会社さんが補助金申請を行てくれるので、建築会社さんから言われた必要な書類に記入や署名だけで大丈夫です。しかし今回は自宅の窓を自分の会社で発注して取り付けたので、申請まですべて自分で行いました。 実際の取り付けはどんな感じ? 取付といっても【枠を設置】⇒【窓をはめる】以上です。(最後に調整・動作確認は行います) それだけ?と思い方もいると思いますが、採寸に狂いがなければ本当に短時間で取付完了です。自宅は5か所(内、掃き出し窓1か所)、職人さん1名で2時間で完了しました。我が家の場合は既存窓のクレセント(鍵の部分)レバーを短くしないと内窓に干渉してしまうので、5か所のクレセントをすべて短いものに交換込みで2時間で完了しました。補助金でコスパ良し、あっという間の取り付けでタイパ良しです。あまりの速さに「えっ、もう終わったの?」くらいな感覚です。 <左>既成クレセント <右>交換した短いクレセント 【掃き出し窓】 ビフォー アフター 【腰窓】 ビフォー アフター まとめ 今まで内窓をお客様に勧めることはありましたが、実際に自宅で設置までの流れや冷断熱効果、防音効果など、実体験することでよりお客様へも自信をもってお勧めできると感じています。一番は冬にどの程度体感で変わるのか?これはめちゃめちゃ気になるところなので、またその辺りの記事もブログで発信していこうと思います~ 投稿ナビゲーション <築1年>高気密・高断熱住宅の暮らしで起きたうれしい変化【断熱リフォーム】床下にセルロースファイバーを施工しました!