【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

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【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

ねこの夏バテ・熱中症対策|冷房の使い方と快適な室温・住まい改善ガイド

猫の夏バテ・熱中症対策|冷房の使い方と快適な室温・住まい改善ガイド

監修者斎木 守 住宅省エネアドバイザー/第二種電気工事士/しろあり防除士
三重県出身。学生時代は長野県で農業・畜産を学び、地域のコミュニティ活動にも積極的に参加。寒さには人一倍敏感で、自身も松本市で築30年の木造住宅に暮らし、経験を踏まえて長野県の断熱性能向上を支援しています。YouTube「テオリアチャンネル」でも活躍中。新築・リフォームを含め、これまでに1,800棟以上の断熱工事に携わっています。

「外出中に冷房をつけっぱなしにするのは電気代が心配。でも、猫の健康を考えると消すわけにもいかない……」
そんな葛藤を抱えている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
猫は人間以上に暑さに弱く、日本の蒸し暑い夏は命に関わる危険さえあります。実際、動物病院でも夏場に熱中症で運ばれる猫は少なくありません。だからこそ、「どのくらいの温度や湿度が適切なのか」「留守中の冷房はどうすればいいのか」といった疑問は、すべての猫飼いさんにとって切実なテーマです。
この記事では、猫にとって安全な室温と湿度の目安、冷房や除湿の正しい使い方、住まいの暑さ対策の方法を整理してご紹介します。

猫にとって夏の冷房が必要な理由

夏の厳しい暑さは、人間だけでなく猫にとっても大きな負担となります。特に高温多湿の日本の夏は、猫の体温調節機能では対応しきれず、熱中症のリスクが急激に高まります。猫の安全と健康を守るためには、冷房は単なる快適のためではなく、命を守るための設備だと考える必要があります。

猫が暑さに弱い生理的な特徴

猫は暑さに弱い

猫が暑さに弱いのは、生理的な理由によるものです。人間は汗をかいて体温を下げられますが、猫には体全体に汗腺がありません。汗をかけるのは肉球と鼻先だけで、その範囲はごくわずかです。そのため、体温を効率的に逃がすことができず、体内に熱がこもりやすい特徴があります。

さらに、猫は体温調節を「呼吸(パンティング)」で補います。しかし、犬と比べてパンティングの頻度は少なく、調整機能としてはあまり優れていません。結果として、一度体温が上昇してしまうと下げる手段が限られてしまうのです。
特に注意が必要なのは、長毛種や老猫、子猫です。

長毛種 毛が断熱材のように熱をこもらせる
老猫 代謝や体温調整機能が低下している
子猫 体が未発達で体温変化に弱い

これらの猫は特に熱中症のリスクが高いため、室温管理を徹底することが重要です。

猫の熱中症リスクと症状

猫の熱中症 主なサイン

猫が熱中症になると、命に関わる危険があります。特に真夏の室温は想像以上に上昇し、締め切った室内では短時間で危険な環境に変わります。飼い主が外出している間に症状が進行するケースも少なくありません。

猫の熱中症の主なサイン

・呼吸が荒く、口を開けてハアハアとする
・よだれが多く出る
・ぐったりして動かなくなる
・食欲や水分摂取が急に減る
・意識がもうろうとする

これらの症状が見られたら、すぐに涼しい場所へ移し、体を濡れたタオルで冷やすなどの応急処置を行い、速やかに動物病院に連れていく必要があります。

熱中症は「気づいたときには手遅れ」になる危険があるため、特に注意が必要です。そのため、飼い主ができる最大の予防策は、常に室温と湿度を適正に保ち、冷房を活用して安全な環境を維持することにほかなりません。

 

猫にとって快適な室温と湿度の目安

猫が快適に感じる温度と湿度の目安

猫が夏を安全に過ごすためには、冷房の設定を「人の快適さ」ではなく「猫の体に合った基準」で考える必要があります。獣医師や動物保護団体のガイドラインによると、室温は26〜28℃、湿度は40〜60%がひとつの目安とされています。
ただし、この数値は標準的な目安にすぎず、猫の年齢や体格、毛の長さ、健康状態によって変化します。

長毛種や
肥満気味の猫
少し涼しめ(26℃前後)にすると安心
子猫や
老猫
体温調整が難しいため、やや高め(27〜28℃)で安定させる方が安全
持病のある猫 獣医師の指導に従い、体調に合わせた調整が望ましい

このように、猫ごとに適温は異なります。飼い主は温湿度計を設置し、実際の環境を確認しながら調整することが大切です。

留守中の冷房設定

「外出中に冷房をつけっぱなしにしておくのは電気代が心配」という声は多く聞かれます。しかし、近年のエアコンは省エネ性能が高く、こまめなオン・オフよりも“つけっぱなし”の方が結果的に電気代を抑えられる場合が多いことが分かっています。

理由は2つあります。
1.室温の安定:エアコンを切ると室温が急激に上がり、再稼働時に大量の電力を消費する
2.猫の安全確保:高温多湿の環境に急にさらされるリスクを防げる

特に真夏の日中は、締め切った室内が短時間で35℃を超えることもあります。外出時でも26〜28℃を維持するよう、弱冷房や自動運転に設定しておくのが安心です。

さらに、カーテンや外付けシェードで直射日光を遮る工夫を加えれば、室温上昇を防ぎ、エアコンの負荷も軽減できます。これにより、電気代の節約と快適性の両立が可能になります。

冷房と除湿(ドライ)の使い分け

エアコンの冷房モードと除湿モードの違い

夏の室内環境を考える際、温度だけでなく湿度も重要です。猫は湿度が高すぎると体温調節がうまくいかず、逆に乾燥しすぎても皮膚や被毛に負担がかかります。そのため、湿度40〜60%を維持することが理想です。

  • 冷房(クーラー):室温を下げることが得意。猛暑日など気温が高いときに有効。
  • 除湿(ドライ):湿度を下げるのが目的。梅雨時期や気温はそれほど高くないが湿度が高い日に効果的。

例えば、梅雨時期は「気温27℃・湿度70%」のような環境が多く見られます。この場合は冷房よりも除湿運転の方が、猫にとって快適な空気環境を作りやすいです。一方で真夏の猛暑日には、冷房で温度を下げつつ、必要に応じてサーキュレーターで空気を循環させると効率的です。

結論として、「気温が高いときは冷房」「蒸し暑さが強いときは除湿」と使い分けるのがポイントです。猫の様子を観察しながら、運転モードを柔軟に切り替えましょう。

 

冷房の使い方で注意すべきポイント

猫にとって冷房は夏を安全に過ごすために欠かせませんが、設定や使い方を誤ると不快感や体調不良を引き起こす可能性があります。ここでは、飼い主が特に注意すべきポイントを整理します。

直風を避ける配置と工夫

多くの猫はエアコンの直風を嫌います。冷たい風が直接当たると、快適どころかストレスや体調不良の原因になることもあります。
そのため、エアコンの風向きは「人に合わせる」のではなく、壁や天井に向けて風を当て、空気を循環させるのが基本です。壁や天井にぶつかった風はやわらかく広がり、部屋全体を均一に冷やす効果があります。

さらに効果的なのがサーキュレーターの併用です。
・エアコンの対角線上に設置し、天井方向へ風を送る
・室内の空気を循環させ、温度ムラをなくす
・猫が好む場所(床や日陰)にも涼しい空気が行き渡る

この工夫により、猫が直風を避けながら快適に過ごせる環境がつくれます。

▼詳しくはこちら
【冷房効率が劇的アップ】サーキュレーターの正しい使い方と断熱の重要性

冷えすぎによる体調不良

冷房を効かせすぎると、特に老猫や子猫に負担がかかります。体温調節が苦手なため、冷えすぎた環境では関節痛や体力低下につながることがあります。
一般的には26〜28℃を目安に設定し、極端に低い温度は避けることが推奨されます。特に夜間は外気温も下がるため、日中と同じ設定にしておくと冷えすぎる可能性があります。弱運転や自動運転を活用して、過冷却を防ぎましょう。

電気代と快適性の両立

前述のように、つけっぱなしにすると電気代が気になりますが、近年の省エネ型エアコンは、こまめにオンオフするより“つけっぱなし”の方が電気代を抑えられるケースが多いとされています。オンオフのたびに再起動で大きな電力を消費したり、室温が上がりすぎると再び冷やすのに負荷がかかるため、室温を安定させることが省エネにつながるのです。

さらに、電気代を抑えるためには断熱・遮熱・気密を意識して住まい自体の冷房効率を高める工夫も欠かせません。
断熱:内窓の設置や断熱材の補強で外気の熱を遮断
遮熱:遮光カーテンや外付けシェードで日射を防ぐ
気密:すきま風を防ぎ、冷気の流出を防止

こうした住まいの改善は、エアコンの効率を引き上げると同時に、猫にも人にも快適な環境を長時間維持することにつながります。

 

猫のためにできる住まいの暑さ対策

エアコンの設定温度を下げるだけでは、根本的に住まいの暑さを解決することはできません。特に築年数が経過した住宅や断熱性能が低い家では、外の熱気が室内に侵入しやすく、冷房効率が悪化してしまいます。猫が快適に過ごせる住環境を整えるには、住まい自体の暑さ対策を取り入れることが大切です。ここでは、断熱性・遮熱性・気密性を上げるための具体的な改善方法をいくつかご紹介します。

窓からの熱を防ぐ工夫

夏の室内に入る熱の約7割は窓から侵入するといわれています。つまり、窓対策ができるかどうかが室内環境を大きく左右するのです。

比較的簡単に取り入れられる対策

遮熱フィルム


引用元:3Mジャパン様

既存の窓ガラスに貼ることで日射をカット。ただし、冬場の太陽光も遮ってしまうため注意が必要。網入りガラスやLow-Eガラスなどに使用すると「熱割れ」を起こすため、事前に確認が必要です。

遮光カーテン

強い日差しを遮る効果あり。室内を真っ暗にするものや、外の明るさを感じることができるものなど、ライフスタイルに合わせて遮光等級を選択できます。

外付けシェード(アウターシェード)・すだれ

窓の外で日射を遮断するため、カーテンより効果的。西日対策として特に有効。収納すれば、冬に太陽光の暖かさを得ることができます。

本格的な改善策

内窓(二重窓)の設置

内窓を設置して窓が二重になっている様子

既存窓の内側に新しい窓を追加する方法。工期が短く、比較的に安価に工事が可能。断熱性能が大幅に向上し、冷暖房効率や防音性を高める効果が期待できます。

窓ガラスの交換

断熱対策 窓ガラス交換

シングルガラスから、遮熱・断熱性能の高い複層ガラスに交換することで、夏の暑さだけでなく冬の寒さ対策にも効果を発揮します。

外窓交換

断熱対策 外窓交換

サッシごと新しい窓に取り換えることで、ガラスだけでなくサッシの断熱性・気密性アップ。新築並みの性能を得られます。


これらの対策を組み合わせることで、猫が過ごす室内の温度上昇を防ぎ、エアコンに頼りすぎない環境をつくることができます。

天井・小屋裏の断熱改善

2階やロフトが特に暑くなるのは、屋根からの輻射熱(ふくしゃねつ)が原因です。真夏の屋根は表面温度が60〜70℃にも達し、その熱が屋根裏に伝わり、部屋の中までじわじわと侵入します。

比較的簡単に取り入れられる対策

小屋裏換気の強化

小屋裏換気扇

換気口や換気扇を設置して小屋裏にこもった熱気を排出。屋根裏の温度が下がることで2階の暑さも和らぎます。

天井裏への簡易断熱材追加

天井裏に入り作業スペースが確保できれば、グラスウールやロックウールなどのマット状の断熱材を敷き足すといったDIYも可能です。熱欠損が生まれやすいため、本格的な工事はプロに任せるのが良いでしょう。

本格的な改善策

屋根断熱

屋根断熱

小屋裏に収納スペースがある場合や、勾配天井の場合に屋根面に対して断熱材を施工します。屋根から伝わる熱を抑え、冷房効率がアップします。

天井断熱

セルロースファイバーを使用した天井断熱

天井点検口から断熱材を運び入れて施工します。解体をしないため引越し不要で費用を抑えて工事可能。熱の侵入を抑制します。


特に断熱材を施工することで、夏の室温上昇を抑制(ピーク温度を数℃下げられる)・冬の暖房効率も改善吸音性により雨音なども軽減といったメリットが得られます。特に2階で猫がよく過ごす家庭では、天井断熱の有無が快適性に直結します。

 

ここまで見てきたように、窓や屋根からの熱を防ぎ、断熱・遮熱・気密を高めることは、猫にとって快適な住まいをつくるための大切なポイントです。簡易的な対策から本格的な断熱工事まで、工夫次第で室温上昇を抑え、冷房に過度に頼らなくても安定した快適環境を維持できるようになります。

ただし、「実際に工事をするとどれくらい費用がかかるのか」「補助金は使えるのか」という点は、多くの飼い主さんが気になるところです。次のセクションでは、窓や天井の断熱リフォームの費用感や、国や自治体の補助金を活用して実質的な負担を抑える方法を具体的にご紹介します。

 

断熱リフォームの費用・補助金・導入の流れ

断熱リフォームは効果が高い一方で、初期費用が気になるところです。しかし、国や自治体の補助金を活用すれば1〜5割程度の負担軽減が可能です。ここでは、窓・天井断熱の費用感と、導入までの流れを解説します。

補助金シミュレーション

35坪の家の”2階天井に断熱材セルロースファイバーを施工”&”すべての窓に内窓設置”した場合の、工事代・補助金・実質負担額を見てみましょう。

天井断熱リフォーム・内窓設置の補助金シミュレーション図面

工事代 補助金
2階天井
施工面積:46.3㎡
セルロースファイバー厚み:200mm
24万円 3万円
1階の窓
掃き出し2、腰高6
81万円 29.8万円
2階の窓
腰高9
57万円 25.2万円
総工事費 162万円
合計補助金額 58万円
実質負担額 104万円

※内窓の仕様:Low-E複層ガラス、樹脂サッシ

「子育てグリーン住宅支援」と「先進的窓リノベ」を活用した場合
58万円もお得!(35.8%の負担減)

2025年は、国の大型補助金を活用できる最後のチャンスと言われています。特に松本市の方は、「住まいのゼロカーボン推進補助金」と併用してよりお得に窓の断熱リフォームが出来ますので、この機会にご検討ください。

▶【松本市民限定】窓の断熱リフォームで国と市の”補助金ダブル活用”!「住まいのゼロカーボン推進補助金」

導入の流れ

実際にリフォームを進める際は、以下のステップで進めるのが一般的です。

断熱無料点検で小屋裏を調査する様子 1.無料診断・現地調査
窓や天井・床下などの断熱状況を確認し、暑さの原因を特定します。
2.お見積り(補助金シミュレーション)
ご希望やご予算に合わせてお見積りを作成。国・自治体の補助金制度を組み合わせ、どのくらいの負担軽減ができるかを試算します。
3.申請手続き
工務店やリフォーム会社が申請をサポートするケースが多いため、複雑な手続きも安心です。
4.施工内容の決定・工事実施
内窓設置や天井断熱など、生活しながら短期間で行える工事も多数あります。
5.補助金振込
工事完了後に報告書を提出し、補助金が交付されます。

猫を飼っている家庭|工事中の注意点

  • 工事中は猫を別室やケージに隔離して、脱走や事故を防止
  • 窓の取り外しや工具の音に猫が驚くため、防音・ストレス軽減の工夫を検討
  • 長時間の工事が必要な場合は、あらかじめ生活動線を調整しておく

こうした準備を行うことで、猫にも飼い主にも安心できるリフォームを進められます。


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よくある質問

ここでは、お客様から寄せられることが多い疑問をQ&A形式で整理しました。冷房の使い方や住まいの工夫に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

Q1.老猫や子猫の最適温度は?

老猫や子猫は体温調整が苦手なため、健康な成猫よりも快適に過ごせる温度設定が重要です。
老猫:代謝や筋力が落ちているため、冷えすぎは関節痛や体調不良の原因になります。27〜28℃程度を目安にしましょう。
子猫:体がまだ未発達で、急な温度変化に弱い傾向があります。27〜28℃を基本に、寒がっている様子があれば調整が必要です。
いずれの場合も温湿度計を設置し、猫の行動を観察しながら微調整するのが安心です。

Q2.留守中は冷房と除湿どちらが良い?

真夏の昼間、室温が大きく上がることが予想される場合は冷房(クーラー)運転を基本にしてください。冷房の方が安定して温度を下げられるため、熱中症予防につながります。
一方で、梅雨時期や気温がそれほど高くないのに湿度が高い日は除湿(ドライ)運転が有効です。湿度を下げることで体感温度が下がり、猫が過ごしやすくなります。
結論としては、夏のピーク時は冷房、湿度が主な不快要因となる時期は除湿と使い分けるのが理想です。

Q3.電気代を抑える工夫は?

エアコンのつけっぱなし運転の方が、こまめなオンオフよりも電気代を抑えられることが多いです。再起動時に大きな電力を消費するため、結果的に効率が悪くなるからです。
加えて、以下の工夫でさらに節電効果を高められます。
・遮光カーテンや外付けシェードで直射日光を防ぐ
・内窓で窓の断熱性能を高める
・サーキュレーターで空気を循環させ、設定温度を上げても快適に
・天井断熱で屋根から伝わる熱を抑え、室温上昇を軽減
住まい自体の断熱性を改善すれば、猫にとって快適な環境を保ちながら光熱費の負担を減らせます。

Q4.賃貸でできる暑さ対策は?

賃貸住宅の場合、大規模なリフォームは難しいですが、以下のような対策が可能です。
・遮光カーテンやブラインドを取り入れる
・突っ張り式の外付けシェードを設置する
・窓用断熱シートや冷感マットを使う
・サーキュレーターで冷気を循環させる
これらはすべて取り外し可能で、退去時にも原状回復しやすいため、賃貸住まいでも取り入れやすい方法です。

Q5.工事中の猫の過ごし方は?

断熱リフォームや内窓工事の際には、猫の安全を確保することが第一です。工事中は音や人の出入りが多いため、猫が驚いて脱走したりストレスを感じたりする可能性があります。
対策としては以下が有効です。
・猫を別室に隔離して、工事エリアに立ち入らせない
・キャリーやケージを活用し、安心できる空間を用意する
・カーテンや仕切りで視覚的に遮ることで、音や人影によるストレスを軽減
・工事時間が長い場合は、ペットホテルや知人宅に一時預けるのも安心
工事後は猫の様子を観察し、落ち着いた環境に戻すことを心がけましょう。

 

飼い主ができる行動チェックリスト

ここまで紹介した内容を踏まえ、猫の健康を守るために飼い主がすぐに取り組めるアクションを整理しました。チェックリスト形式でまとめていますので、ご自宅の環境と照らし合わせながら実践してみてください。

日常の工夫

□ 温湿度計を設置し、室内環境を数値で把握する
エアコンの風向きを壁や天井に向けて設定し、直風を避ける
サーキュレーターを併用して空気を循環させる
猫が好む居場所に冷感マットや涼しい床材を用意する

留守時の対策

□ 冷房はつけっぱなしで26〜28℃を維持する
夏の強い日差しに備え、遮光カーテンや外付けシェードを設置する
外出前に水飲み場を複数用意して脱水症状を防ぐ

住まいの改善

□ 内窓設置・ガラス交換・外窓交換で窓からの熱侵入を抑える
□ 天井の断熱施工で2階の暑さを軽減する
工事や来客時は猫を別室・ケージに隔離し、安全を確保する
国や自治体の補助金を活用し、費用負担を抑えて導入する


このチェックリストを実行すれば、猫の夏バテや熱中症を防ぎつつ、飼い主にとっても快適で省エネな住まいに近づけます。小さな工夫から始めつつ、必要に応じて専門家に相談することが、猫にやさしい環境づくりの第一歩です。

 

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執筆者

Ikeda
寒さは苦手な夏生まれ女子。断熱・シロアリ・エクステリアを勉強中。
自身も新築の際には、断熱性・防音性などに惚れ込み、断熱材「セルロースファイバー」を選択しました。
ふわふわかわいい「セルロースファイバー」の情報、寒い住宅の原因や対策などなど・・・体もお財布も温める情報を発信していきます!

 

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