【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

Blog
冬の底冷えにさようなら!非破壊で実現可能なセルロースファイバー床下断熱リフォームとは?

こんにちは、ブランド戦略室の柳澤です。
年々夏の暑さと冬の寒さの温度差が大きくなる日本において、住まいの「暑さ・寒さ対策」は健康に生活するためにも必須といえる状況になってきました。

テオリアランバーテックでは30年以上前から戸建住宅を中心に新築・リフォーム問わず断熱対策を行ってきました。その中でも特に多いお悩みが「冬の寒さ、足元の底冷え解消」です。冷え性の方からすると大きな悩みでもあり、厚手の靴下を重ね履きでは根本の室内環境を改善するには至りません。室内の温度差から生まれるヒートショックでは亡くなる方が交通事故よりも多い深刻な問題です。

そこで本記事では床の底冷え解消に焦点を当ててその原因と解決方法を5つに分けて解説します!

 

底冷えの原因と解決方法とは?

床下の冷たさや底冷えの主な原因は、主に以下の要因によって引き起こされます。

 

原因その1:【断熱材の不足】

築25年ほどの住宅は少しずつ断熱材が認知され始めた頃で、当初は義務化されていなかったこともあり建築会社や大工さんによって断熱材を入れたり入れなかったりとまちまちのようです。床下に断熱材が入っていても20~30mmと効果の薄いものや適切な方法で断熱されていないことが多く、外気温との温度差が大きくなりがちです。

 

【解決方法:床下断熱リフォーム】

築25年ほどの住宅の床下断熱不足による底冷えを解消するためには、床下断熱リフォームを行うことが効果的です。床下断熱リフォームとは、床下空間に断熱材を充填して、外気からの冷気を遮断する工事です。断熱材の種類や厚みによって効果は異なりますが、一般的に20~30mmの断熱材では効果が薄いため、既存断熱材との併用なら50mm以上、無断熱であれば90~150mm程度の断熱材を充填するのが効果的です。

 

床下断熱リフォームを行う場合の2つの方法

  • 既存の床を剥がして行う方法
    既存の床を剥がして、床下空間に断熱材を充填する方法です。工事期間が長く、費用も高額になる傾向がありますが、断熱性能を最も高めることができます。

  • 床下から断熱材を充填する方法
    床下から断熱材を充填する方法です。工事期間が短く、費用も床を剥がして行う方法に比べれば低く抑えることができますが、既存の床を傷つけないように注意が必要です。

床下断熱リフォームは、専門業者に依頼するのが一般的です。断熱材の種類や厚み、工事方法によって費用が異なるため、事前に見積もりを取っておきましょう。床下断熱リフォームをすることで、床下からの冷気を遮断し、足元の冷えを効果的に解消することができます。また、暖房効率が向上することで、省エネ効果、結露対策、カビの抑制も期待できます。

 

原因その2:【湿度管理の不備】

頭熱足寒(ずねつそくかん)になっていませんか?頭熱足寒とは「頭だけが熱くて体が冷えている状態」です。冬場暖房の種類によっては暖かい空気が上昇する原理から天井付近だけが暖かく、足元が寒くなってしまいます。頭熱足寒から引き起こされる健康被害は多くの自律神経症状をもたらすため、改善が必要です。

【解決方法:暖房機器の見直し】

暖房機器の種類や使い方を見直す
⇒暖房機器の種類や使い方によっては、頭部だけが暖まってしまうことがあります。例えば、エアコンを天井に設置すると、暖気が上昇して頭部だけが暖まってしまい、足元が冷えてしまうことがあります。暖房機器の種類や使い方を見直して、足元まで暖気が行き渡るようにしましょう。例えば、エアコンの風向きを下に向けたり、床暖房やホットカーペットを使うと、足元まで暖かくすることができます。


引用:写真AC

部屋のレイアウトを工夫する
⇒部屋のレイアウトによっては、暖気が足元まで届きにくいことがあります。例えば、家具を配置して暖気の通り道を塞いでしまうと、足元が冷えてしまいます。部屋のレイアウトを工夫して、暖気が足元まで届くようにしましょう。例えば、家具を配置する位置や向きを変えたり、暖かい空気がこもりやすいように、カーテンや布団などで部屋を囲むようにするとよいでしょう。

サーキュレーターを併用する
⇒サーキュレーターを併用することで、暖気が部屋全体に循環して、足元まで暖かくすることができます。サーキュレーターを設置するときは、暖房機器の前に置くと暖気がより効率的に循環します。また、サーキュレーターの風向きを足元に向けて調整するとより効果的です。


引用:写真AC

このような方法を組み合わせることで、頭熱足寒を効果的に解消することが可能です。

 

原因その3:【すき間風】

先に述べたように空気は暖かい空気ほど軽く、冷たい空気ほど重くなるため、下に下がる性質があります。そのため、家の隙間から冷気が入り込むと床下に溜まって足元から冷えを感じやすくなります。
窓やドアの隙間
⇒窓やドアの隙間に市販のパッキンや気密テープなどを貼る

床下換気口の隙間
⇒床下換気口に防寒カバーをつける(ボード状断熱材をカット加工して作ることもできます)

壁や天井の隙間
⇒プロに依頼が安心

床と壁の隙間
⇒プロに依頼が安心

【解決方法:気流止めで対策】

ホームセンターなどで購入できる市販のすき間埋めテープなどを使用することで、ドアや窓のすき間風を防ぐことができます。ただし「壁や天井」、「床と壁のすき間」は気流止めという空気の流れを遮断する部材や工法を用いた対策が必要になるためプロに依頼する方が安心です。断熱材を施工することで、空気の流れを遮断する効果があり、断熱材は空気の層を形成することで空気の流れを妨げます。

 

原因その4:【窓からの冷気】

窓は家の外と内を隔てる壁の中で最も断熱性能が低い部分です。実に建物全体の70%の熱が窓から逃げているデータもあります。そのため、窓からの冷気が室内に入り込み、底冷えの原因となります。


引用:LIXIL
出典元:(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より。

【解決方法:内窓設置】

窓からの冷気を防ぐためには、以下の対策が有効です。
・断熱サッシや断熱ガラスを入れる
・二重窓や三重窓にする(内窓設置)
・窓に断熱シートや断熱カーテンをつける
この中でもコストと効果のバランスで選ぶなら「内窓設置」がおすすめです。内窓を設置することで夏冬の室温対策になるだけでなく、窓と窓の間に空気の層ができるため防音効果という付加価値もついてきます。国や都道府県も断熱リフォームには力を入れているため、補助金の活用も期待できます。

 

原因その5:【地下からの冷気】

地下は、地面の温度よりも低いため、冬になると冷気が溜まります。1階の床が地下に接している場合、この冷気が床下に入り込み、足元から冷えを感じやすくなります。

【解決方法:断熱材と防寒カバー】

地下からの冷気を防ぐためには、以下の対策が有効です。

床下断熱材を入れる
⇒結局断熱材か・・・と思われる方もいると思いますが、それだけ断熱材による効果が期待できることも確かです!

床下換気口に防寒カバーをつける
⇒床下換気口から冷気が入るのを防ぐために、防寒カバーをつけることができます。防寒カバーは、断熱材で作られており、床下からの冷気を遮断します。床下換気口に防寒カバーをつける場合は、床下換気口のサイズに合ったものを選びましょう。また、防寒カバーは、床下換気口の開口部をしっかりと覆うようにすると効果が高まります。

 

以上、これらの1~5の対策を組み合わせることで、地下や床下からの冷気を効果的に防ぎ、寒い底冷えを解消することができます。

 

まとめ

結論から言うと床下リフォーム+内窓設置が有効です。テオリアランバーテックは非破壊で床下に潜りセルロースファイバー断熱工事が行える長野県で唯一の専門工事会社です。(他にあったら申し訳ございません)内窓設置の実績や補助金申請も多数行っております。
今回は底冷え対策に絞ってお伝えしてきましたが、実は天井もきちんとした断熱施工を行うことで温まった空気を室内から逃がさなくする天井断熱工事も大得意です。

【テオリアランバーテックに床下断熱リフォームをお願いする3つのメリット】
・非破壊で床を剥がさず施工ができるのでコストダウンと短工期で工事を行うことができます。(1~3日程度)
・断熱材の中でも王様と呼ばれているセルロースファイバー断熱材を使うことで、すき間なく充填でき、気流止め・耐火・防虫・調湿・防音・防カビの付加価値効果も発揮されます。
・1,000件以上の床下断熱リフォームの経験と実績から、1棟1棟お客様の建物に合わせた施工内容がご提案できます。
※床下の高さによって施工品質が確保できない場合お断りすることがございます。

現地調査から御見積まではすべて無料で行っており、押し売りやしつこい営業は一切いたしません。
大切なお建物で長く健康に暮らしていくために、床下断熱リフォームをご検討してみてはいかがでしょうか。

 

現調・見積バナー

おすすめの断熱記事