長野県内の住宅断熱リフォームの事例紹介 公開日:2023年4月7日/更新日:2024年6月12日 こんにちは! 技術部 主任 峯村です。 今日はあるお宅の小屋裏を断熱リフォーム施工の様子をご紹介します。 ・2階が暑いと感じる ・2階の湿気が気になる、こもっている気がする ・自宅の天井裏の断熱はどうなっている? など興味のある方は特にご覧頂けると良いかと思います。 まず既存の場合は天井に点検口がある場合と押し入れ、クローゼットの上から侵入する2種類があります。 (厳密にはまだありますが。) ① これが施工前の様子です。 見てわかる通りすでにグラスウールが敷設してありますが、隙間だらけ・・・ この状態では、断熱効果が実感できません。 目次 Toggle 断熱材が隙間だらけだと何が悪いのか?グラスウールの劣化セルロースファイバーを施工する前に確認すること。セルロースファイバーの重さを対策セルロースファイバーは落ちてくるのか?2階の暑さ対策 断熱材が隙間だらけだと何が悪いのか? 隙間だらけだの場合、冷房で冷やした空気や暖房で暖めた空気がこの隙間から逃げてしまい、効果的に夏の暑さが辛いが部屋が冷えにくく、冬の寒い時期は部屋が暖まりにくい状態になってしまいます。この事実から、最終的に電気を多く使い部屋の温度を調整しようとして、電気代が高くなってしまうのです。 グラスウールの劣化 グラスウールは経年劣化しにくいと言われていますが、湿気や水分に弱いという特徴があります。つまり湿気対策がされていれば、劣化しにくいということ。今回は隙間や若干の劣化が見られ、断熱材として正しく機能していないため、既存グラスウールの上から追加でセルローズファイバーを吹き込んでいきます。 セルロースファイバーには調湿機能もあるため、天井裏の湿気対策と断熱性能のアップが期待できます。 セルロースファイバーを施工する前に確認すること。 セルロースファイバーの重さを対策 事前のチェックの際に重要なのが、屋根から伸びている木材がありますがこの吊り木のチェックです。 この吊り木が少ない、または無い場合は天井が断熱材の重さに耐えられない可能性があるため吊り木を付けてからの施工になります。 セルロースファイバーは落ちてくるのか? 天井が目透かし(主に和室など)の場合は注意が必要です。確認せずに施工するとセルローズファイバーは細かいので室内に落ちることがあるため、必ず確認を行い、吊り木の追加や不織布を敷いて対策をしてからセルロースファイバーを施工します。こういった対策を行うと落ちてくることはありません。 これらを事前にチェックし問題なければ施工になります! (まだチェックポイントはありますが、その他のチェックポイントはまた別の記事で紹介します。) そうして施工した後がこちら! ② 既存断熱材の上からさらに吹込み、断熱材の厚さが増しました。 このように今いるお宅に住んでいながら少しでも快適に過ごせるようにする方法はたくさんあります。 また違う方法も紹機会があればご紹介します。 2階の暑さ対策 断熱材を入れているはずなのに2階が暑い、冷房が効きにくく時間がかかる、という方。もしかしたら、断熱材に隙間ができてしまっているかもしれません。天井裏の断熱材の調査、見積もりは無料で行っていますので、もし気になることがあれば、一度天井裏の断熱材を確認でご連絡ください(^^)b セルロースファイバーは断熱だけでなく、防虫防カビ防音など様々な効果が期待できます。 天井裏にセルロースファイバーを施工するだけで、見えない部分の防虫防カビというのはとても心強く感じますね。 もちろんリフォームでセルロースファイバー断熱材の施工も可能です。 ・冷暖房の効率が気になっている方 ・断熱材が入っているはずなのに、冷暖房の効きが悪いと感じる方 今回ご紹介したように、断熱材が入っていても正しく施工されていないと断熱効果は機能しません… 弊社では天井の断熱材が正しく機能しているのか訪問調査も行っています! ぜひお気軽にご相談ください(^^) 投稿ナビゲーション 持続可能な家づくりを考えるシリーズpart3 断熱リフォームによる変化-床下編今回は松本市の新築住宅にセルロースファイバー断熱を施工しました!