床下・天井断熱リフォームで冷暖房効率アップ!快適で光熱費削減にも(長野市・M様) 公開日:2024年9月17日/更新日:2024年9月17日 エリア 長野県長野市 建物種別 木造2階建て 築年数 約35年 施工範囲 床下断熱、天井断熱 施工面積 約180㎡ 概算費用 約1,430,000円 助成金 286,000円 施工日数 2.5日 ご希望 住宅全体の暑さ・寒さをなんとかしたい。 断熱調査 和室から洋室へのリフォームなどを進めている中で、セルロースファイバーでの断熱リフォームや補助金についても相談・検討したいとご連絡いただきました。 お悩みは、住宅全体の暑さや寒さとのことでしたが、調査をしてみると床下は無断熱。天井はグラスウールが施工されていましたが、隙間があったり十分な厚みがないため、低断熱の状態でした。 今回は、天井は既存断熱材の上からセルロースファイバー断熱材を施工していきます。既存の断熱材も活用することで、コストを抑えつつ長野市の省エネルギー基準を満たした断熱材施工を行っていきます。 床下断熱の施工前後 【床下施工前】足元の冷えの原因は床下の無断熱 【床下施工中】専用シートを貼り、セルロースファイバーを吹き込む 【床下施工後】セルロースファイバー断熱材の厚みは145mm 天井断熱の施工前後 【天井施工前】断熱材の厚み不足と隙間がある 【天井施工後】断熱材の厚みは200mm 今回はセルロースファイバー断熱材を床下145mm(密度 55±5kg/㎡)と天井200mm(密度 55±5kg/㎡)充填いたしました。 長野県の次世代省エネルギー基準は床下で88mm、天井で160mmですので、新築並みの断熱性能になりました。 今回施工した長野市は、地域区分で4地域になります。4地域の床の熱抵抗値は「2.2(㎡・k/w)」、天井の熱抵抗値は「4.0(㎡・k/w)」、セルロースファイバー断熱材の熱伝導率は「0.04W/(m・K)」です。 ちなみに次世代省エネルギー基準に必要な断熱材の厚みは以下の計算で求めることができます。 基準となる熱抵抗値 × 断熱材の熱伝導率 × 1000 = 必要な断熱材の厚み(mm) これに今回の工事を当てはめると… 【床下】 2.2×0.04×1000=88(mm)となります。今回の工事では145mm施工しています。 【天井】 4.0×0.04×1000=160(mm)となります。今回の工事では200mm施工しています。 次世代省エネルギー基準を大きく満たしています。 ※2×4などの木造枠組壁工法・木造軸組構法・鉄筋コンクリート造では熱抵抗値の数値が異なります。 非破壊で出来る床下断熱リフォーム&天井断熱リフォームは住みながら最短1日から工事可能です。タイミング次第では助成金を活用して通常よりもお得に工事できる可能性も!(助成金申請手続きは全て弊社で行いますのでご安心ください) 夏の暑さ、冬の寒さでお悩みの方は無料の断熱診断をご利用ください。 投稿ナビゲーション 築40年木造平屋の床下断熱リフォーム(安曇野市・A様邸)天井断熱と小屋裏換気扇設置で夏の暑さ軽減!(長野市・S様邸)