床下・天井断熱リフォームを気流止めでより効果的に!内窓設置でキッチンの寒さ対策も(小諸市M様邸) 公開日:2025年6月10日/更新日:2025年6月19日 エリア 長野県小諸市 建物種別 木造平屋 築年数 約20年 施工範囲 床下断熱、天井断熱、内窓設置 施工面積 床下 約93㎡、天井 約103㎡、内窓 2か所、ガラス交換1か所、ダウンライト交換 概算費用 約1,800,000円 助成金 221,000円(子育てグリーン住宅支援事業&先進的窓リノベ事業) 施工日数 3日 ご希望 ご実家の冬の寒さがつらい。なるべく費用を抑え補助金を活用したい。 長野県小諸市のM様より、断熱リフォームのご相談をいただきました。築20年ほどの平屋のお建物ですがお悩みは、やはり長野の厳しい寒さ。現在は県外にお住まいですが、将来的に長野のご実家に拠点を移されるそうで、思い切ってお勤めをされているタイミングでリフォームを検討されたとのことでした。 費用を抑えるために非破壊での断熱リフォームで、補助金を活用したいとのことで、まずは無料の断熱調査に伺いました。 断熱調査 床下も天井も断熱材がありましたが、厚みがあまりなく、隙間がある箇所もありました。 低断熱の状態ですので、既存の断熱材を活かし、セルロースファイバーの追加を提案させていただきました。 断熱リフォームの前後 床下断熱 【床下 セルロースファイバー施工前】既存断熱材も活用します 【床下 セルロースファイバー施工中】専用シートの中に充填します 【床下 セルロースファイバー施工後】 天井断熱 【天井 セルロースファイバー施工前】既存断熱材も活用します 一見きれいにグラスウールが並んでいますが、厚み不足と断熱材同士の隙間があるため、断熱性能はほとんどありません。マット状の断熱材は、細かな調整が難しく隙間が生まれやすいので注意が必要です。 【気流止め前】 【気流止め後】 セルロースファイバーを施工する前に、断熱効果を高めるために『気流止め』を行います。 気流止めとは、壁と床、壁と天井の取り合い部分に生じる隙間をなくすことです。この隙間をそのままにすると、床下からの冷気や小屋裏からの熱気が壁の内部を移動する「壁内気流」が発生します。気流止めをすることで、断熱性能の低下を防ぐことができるのです。 ▶断熱材の効果が半減!?「気流止め」の重要性と対策を解説! 【天井 セルロースファイバー施工中】 既存の断熱材を活用し、その上にセルロースファイバーを追加していきます。セルロースファイバーは、綿状のため隙間なく施工することが可能です。 【天井 セルロースファイバー施工後】 内窓設置とガラス交換 【キッチン 内窓設置前】 【キッチン 内窓設置後】 既に内窓設置されていた箇所がありましたので、今回はキッチンの断熱対策のため、出窓と勝手口に内窓を設置しました。 【勝手口 内窓設置前】 【勝手口 内窓設置後】 小諸市M様邸の断熱リフォーム 今回の工事では、床下と天井に、既存断熱材の上からセルロースファイバーを90~200mm施工しています。 工事後には「最低気温6度まで下がった日に、暖房なしで室温が18度で寒さを感じなかった!」と断熱リフォームの効果を実感していただいています。 補助金は、子育てグリーン住宅支援事業と先進的窓リノベ事業の2つを活用し、合計で221,000円の助成を受けることが出来ました。 非破壊で出来る床下断熱リフォーム・天井断熱リフォームは、それぞれ住みながら最短1日から工事可能です。タイミング次第では補助金を活用して通常よりもお得に工事できる可能性も!(補助金申請手続きは全て弊社で行いますのでご安心ください) 床下断熱は、長野県の寒い冬を快適に過ごすためにぜひ検討いただきたい箇所になります。また、天井断熱は特に夏の屋根からの熱気を抑えてくれるため、冷房効率が高まり2階の暑さによる不快感を軽減してくれます。お家まるごとの断熱プランや、1階のみ、ひと部屋のみといった断熱リフォームプランもありますので、まずはお気軽に「断熱無料調査」をご依頼ください。 『無料の断熱診断』はこちらから:https://dannetsu-nagano.com/contact/ 投稿ナビゲーション 【引越し不要の断熱リフォーム】既存断熱材の上からセルロースファイバーを施工(信濃町・H様邸)