【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

施工事例
低断熱の床下・天井をセルロースファイバーで新築並みの断熱性能へ(上田市・H様邸)
エリア 長野県上田市
建物種別 木造2階建て
築年数 築25年
施工範囲 床下断熱、天井断熱
施工面積 約106㎡
概算費用 約819,500円
助成金 112,000円
施工日数 1日
ご希望 中古住宅を購入し県外から移住。1年過ごしてみたが、1階が寒くて寝られない。また、夏は2階が暑くて過ごせない。 住宅購入時に内装は新しくしたため、非破壊で住宅の性能向上できる会社を探していた。

断熱調査

昨年に中古住宅を購入し県外から移住。1年過ごしてみたけれど、1階が寒くて寝られないことと、夏は2階が暑くて過ごせないとのことでご相談いただきました。住宅購入時に内装は新しくしたため、非破壊で住宅の性能向上できる会社を探していたとのこと。
点検してみると、床下は階段下など一部が無断熱でしたが、全体にはグラスウールが設置されていました。
しかし、断熱材の厚みは50mm程度で、これは国が推奨する省エネルギー基準を満たしていません。
また、天井は断熱材がありましたが、隙間がたくさんあり断熱性能はとても低い状態です。
今回は、床下・天井の既存断熱材の上からセルロースファイバー断熱材を施工していきます。既存の断熱材も活用することで、コストを抑えつつ上田市の省エネルギー基準を満たした断熱材施工を行っていきます。

床下断熱の施工前後

50mmのグラスウールで低断熱状態の床下【床下施工前】厚さ50mmのグラスウールで断熱されています

床下から見た階段部分は無断熱【床下施工前】階段部分は断熱材がない状態

床下の断熱材の厚み90mmを確保【床下施工中】セルロースファイバー断熱材の厚みは90mm

既存のグラスウール厚さ50mmに、セルロースファイバー厚さ90mmを重ねます。合わせて140mmの断熱層が出来あがります。

床下でセルロースファイバー断熱工事をする人【床下施工中】専用のシートを張り、セルロースファイバーを吹き込む

セルロースファイバーで床下断熱をした様子【床下施工後】セルロースファイバー断熱材

無断熱だった階段下に床下断熱をした様子【床下施工後】階段下もしっかり断熱

天井断熱の施工前後

天井に置かれた断熱材グラスウールは隙間がたくさんある【天井施工前】断熱材の隙間がたくさん

天井断熱リフォームでセルロースファイバーをホースで敷き詰める様子【施工中】グラスウールの上からセルロースファイバーを吹く

セルロースファイバーで断熱した天井の様子【天井施工後】断熱材の厚みは200mm

今回はセルロースファイバー断熱材を床下90mm(密度 55±5kg/㎡)と天井200mm(密度 55±5kg/㎡)充填いたしました。
長野県の次世代省エネルギー基準は床下で88mm、天井で160mmですので、新築並みの断熱性能になりました。
今回施工した上田市は、地域区分で4地域になります。4地域の床の熱抵抗値は「2.2(㎡・k/w)」、天井の熱抵抗値は「4.0(㎡・k/w)」、セルロースファイバー断熱材の熱伝導率は「0.04W/(m・K)」です。

ちなみに次世代省エネルギー基準に必要な断熱材の厚みは以下の計算で求めることができます。

基準となる熱抵抗値 × 断熱材の熱伝導率 × 1000 = 必要な断熱材の厚み(mm)

これに今回の工事を当てはめると…

【床下】
2.2×0.04×1000=88(mm)となります。今回の工事では90mm施工しています。

【天井】
4.0×0.04×1000=160(mm)となります。今回の工事では200mm施工しています。

次世代省エネルギー基準を大きく満たしています。
※2×4などの木造枠組壁工法・木造軸組構法・鉄筋コンクリート造では熱抵抗値の数値が異なります。

 

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