【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

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【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

『家が寒い』原因と解消法を徹底解説

 

家が寒い原因と解消法を徹底解説

\ こんなお悩みありませんか? /
「家の中が寒い」
「暖房の効きが悪い」
「光熱費が気になる」

この記事では、家の寒さの原因と対策を徹底解説!
寒い家は、ヒートショックのリスク増加・免疫力の低下・呼吸器疾患の悪化など、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
寒さの原因を知り、断熱・暖房の見直しや、自分でできる暖かい家を実現する方法で健康で快適な住まいを手に入れましょう。

 

『家が寒い』原因と解消法を徹底解説!

家が寒いと感じる主な原因

家が寒い原因

家の寒さを解消するためにはまずは原因を知る必要があります。
寒さは快適性を奪うだけでなく、結露の発生によるカビや部屋間の温度差によるヒートショックのリスクが高まり、健康にも影響を及ぼします。

 

断熱性能の不足

無断熱の床下無断熱の床下 断熱材の厚み不足で低断熱の床下低断熱の床下
劣化により床下のグラスウール断熱材が落下した様子劣化により落ちた断熱材 施工不良により床下の断熱材が落下した様子施工不良により落ちた断熱材

昨今は高断熱・高気密住宅の需要が高まり、断熱性能に対しての意識が高まっています。しかし、築年数が古い住宅には、低断熱・無断熱が多くあります。断熱材があっても、断熱材の性能が低い・厚みが足りない・隙間があると断熱性能は不足していると言えます。
まずは、床下・壁・天井(屋根)の断熱材の状態を確認してみましょう。

 

窓からの熱損失

窓は、壁・床・天井などと比べてダントツで熱の損失が多い箇所になります。窓の数が多かったり大きな窓があると部屋が広く感じられ、光が多く差し込む素敵な空間となりますが、それとともに暖房効率が低下します。

家の断熱リフォーム優先順位の指標は、冬の熱損失

■冬の熱損失の順位
1位:窓(開口部)・・・48%
2位:壁・・・19%
3位:床・・・10%
4位:屋根・天井・・・6%
その他:17%

サッシがアルミ製、窓ガラスが単板ガラス(1枚のみ)などの断熱性能が低い窓だと、せっかく暖かめた空気が逃げてしまうのです。

 

冷えやすい床や壁

コールドドラフト現象とは

暖房器具をつけお家が温まってくると、暖かい空気は軽いため上昇し、冷たい空気は下降します(コールドドラフト現象)。すると、2階や1階の天井は暖かいけれど、足元や壁はひんやりといった現象が起きます。「冬の熱損失の順位」にもありましたが、窓に次いで壁・床が熱損失が多い箇所になります。床や壁の断熱材が隙間なく充填されていると底冷えが解消されます。

 

古い暖房機器の限界

暖房機器の寿命

暖房機器の寿命は、種類・使用頻度・メンテナンス状況などによって異なりますが、一般的に次のように言えるでしょう。

石油ストーブ:5~7年
ガスファンヒーター:7~10年
電気ヒーター:5~7年

暖房機器の寿命が近付いていることで、お部屋が暖まりにくくなっているかもしれません。

 

ドアのすきま風の影響

ドアのすき間風

暖房器具を使い部屋を暖めると、暖かい空気が上昇することで空気圧が下がります。この時、ドアの隙間があると隣りの部屋や室外の冷たい空気を引っ張りこんでしまうのです。

 

家の寒さを軽減するための対策<自分でできる方法>

窓の断熱フィルムやカーテンの利用

断熱フィルム

自分でできる手軽な寒さ対策の1つに断熱フィルムや断熱シートがあります。断熱フィルム・断熱シートは、窓ガラスに直接貼り付けるタイプや、サッシや窓枠に貼ることで窓ガラスとの間に空気層を作り室内の熱を逃がしづらくし、外気を室内に入れにくくする効果があります。1箇所数千円のコストで自分でできるため手軽ですが、断熱効果に関しては物足りなさを感じる方もいるでしょう。また、張替が推奨されている商品もあるため手間を惜しまないのであればおすすめです。UVカットや目隠し効果のある種類もあるので、商品選びの際に参考にしてみてください。

併せて試したいのが、カーテンを厚手タイプ・断熱タイプに変えることです。窓とカーテンの間に冷気を閉じ込めて、室内に冷気が入らないようにしてくれます。

 

すきま風防止のテープ

隙間風防止テープ

窓枠とサッシの隙間・ドア枠とドア本体の隙間などに隙間テープを貼ることで、ドアや窓の隙間風を防ぐことができます。貼り付けしたい箇所のサイズを測り1辺をなるべく1回で貼ることが理想的です。結露や汚れによって粘着力や効果が弱まるので、貼り換えが必要になります。

 

ラグやカーペットで床からの冷えを防ぐ

カーペットを敷いて底冷え軽減

手軽にできる底冷え対策にラグやカーペットを敷く方法があります。ラグやカーペットは、繊維の中に空気を含むため断熱性や保温性が高く、フローリングのひんやり感を緩和してくれます。電気を使わず、防音対策にもなって一石二鳥。廊下やリビング、キッチンなど、デザインを楽しみながら底冷え対策が出来ます。

 

ルームシューズや湯たんぽなどのあったかグッズを活用

ルームシューズを着用して底冷えを軽減

既に取り入れている方も多いかと思いますが、スリッパやもこもこした素材のルームシューズを履くことで底冷えを軽減することができます。末端冷え性などで、芯から冷えてしまうという方には、コンセントにつないで繰り返し使えるエコカイロやエコ湯たんぽがおすすめです。
私もエコ湯たんぽを使うことがありますが、15分ほどコンセントにつないでおけば室内で半日ほどは暖かさを感じながら使用できます。

 

家の寒さを軽減するための対策<効果重視の方法>

断熱材の設置やリフォーム

床下でセルロースファイバー断熱工事をする人

断熱材がない場合には、床下・壁・天井(屋根裏)に断熱材を設置することで冷気を遮断することができます。
断熱材がある場合でも、断熱材の厚みが足りない・隙間があるなどの施工不良が原因で断熱性能が発揮できていないこともあります。このような場合は、既存の断熱材はそのままに新たに断熱材を追加することで、価格を抑えて断熱性能を高めることも可能です。

断熱材には、グラスウール・ロックウール・セルロースファイバー・ウレタンフォーム・スタイロフォームなど、さまざまな種類があり、施工方法も異なります。断熱材を設置する際には、現状の把握と必要な断熱材の厚みの計算が必要です。非破壊で住みながら工事できる方法もありますので、まずは断熱の専門家に相談することが良いでしょう。

テオリアランバーテックの断熱相談受付中

 

床暖房の設置やリフォーム

床暖房

光熱費はかかりますが、床暖房の設置という方法もあります。
床暖房は大きく分けると、電気式床暖房と温水式床暖房の2つの種類になります。電気式は床下に設置した発熱線や発熱体に通電させて足元を暖める方式で、温水式は床下に設置したパイプに温水を循環させることで足元を暖める方式です。

電気式床暖房
メリット デメリット
  • 初期導入費用が安い傾向
  • メンテナンスがほとんどいらない
  • 設置工事が簡単でリフォームに向いている
  • 電気使用量が多くランニングコストが高い
  • 立ち上がりが遅い
  • 低温やけどに注意が必要
温水式床暖房
メリット デメリット
  • ランニングコストが低い
  • 立ち上がりが早い
  • 電源を切った後も暖かさが残る
  • 初期導入費用が高い傾向
  • 熱源機や温水パイプの交換やメンテナンスの必要がある(寒冷地では不凍液の入れ替えも)

住宅の構造やライフスタイルによって向き・不向きがありますので、床暖房のご検討の際は専門業者に相談することをおすすめいたします。

 

断熱窓や二重窓の設置

内窓を設置して窓が二重になっている様子

1番熱の出入りが激しい窓を断熱することが重要です。最も効果的な方法は、2つあります。

1つ目は二重窓にする方法です。二重窓・二重サッシ・内窓などとも呼ばれます。
既存の窓の内側にもう1枚窓を設置することで窓と窓の間に空気層ができ、断熱・防音効果が高まります。さらに、窓が二重だと窓を割って侵入する際に時間がかかるため防犯対策にもなります。
新しく設置する窓を断熱効果が高いものにすることでより高い断熱性を発揮し効果を実感することができます。非破壊で工事ができるため短時間で低コストで工事可能なことが魅力です。

内窓設置
メリット デメリット
  • サッシと窓の追加により、断熱性能や防音・防犯・結露防止効果がアップする。
  • 国や自治体の補助金が活用できる場合がある。
  • 掃除や換気の際に2つの窓を開ける必要があるため、手間が増える。
  • 既存の窓やサッシの状態により、施工が出来ない場合がある。

2つ目は、窓を入れ替えて高断熱サッシで複層ガラスのものに交換する方法です。(カバー工法
カバー工法は、今ある窓枠の上から新しい窓を被せて施工します。従来の工法では壁を壊して窓を入れ替えるため複数の業者が必要でしたが、カバー工法ではその必要がないため工期や費用を抑えることができます。
築年数の古い家では、アルミサッシで単板ガラスを使用していることが多く、アルミサッシは耐久性が高いのですが、熱を伝えやすいため外気温が低いと室内まで影響を与えやすくなります。樹脂サッシかアルミ樹脂複合サッシがおすすめです。ガラスの種類は様々ですが、2枚以上の複層ガラスで、ガラスとガラスの間にアルゴンガスや空気層が入っているものが断熱効果が高くおすすめです。
高断熱サッシ・複層ガラスに交換することで、結露も防止できお掃除の手間やカビの発生を抑えることができます。

カバー工法
メリット デメリット
  • サッシと窓の変更により、断熱性能や防音・結露防止効果がアップする。
  • サッシの歪みを改善することができるため、窓の開閉がスムーズになる。
  • 開閉窓をFIX窓に変更したりその逆もできるため、掃除の手間を省けたり換気ができるようになる。
  • サッシ・窓のデザイン変更ができるため、部屋の雰囲気を変えることができる。
  • 国や自治体の補助金が活用できる場合がある。
  • 既存のサッシに被せるため、窓が一回り小さくなる。
  • 既存のサッシの状態や建物の構造により施工が出来ない場合がある。

 

暖房機器の選び方と設置場所の工夫

エネルギー効率の良い暖房機器の選び方

省エネルギー性能が高い暖房機器を選ぶ

省エネ家電を選択することで、暖房費の節約だけでなく環境にも優しい暮らしを実現できます。
ポイントは、部屋の広さにあった暖房能力のものを選ぶことです。製品の適用畳数や木造・鉄筋などの家の作りによって少し余裕を持ったものを選びましょう。

エアコンの場合は、人感センサーや温度センサー搭載のものを選ぶことで、快適さと省エネ効果が期待できます。

 

適切な設置場所の選定と配置

暖房機器の設置場所によって暖房効率は変化します。暖房器具の特徴に適した場所を選びましょう。

暖房効率を高める対流式ストーブの適切な置き場所

石油ストーブなどの対流式のストーブは、全体に熱を放射することでお部屋全体を暖めます。お部屋の中心に設置することで熱を全方位に放射させ効率的に部屋を暖めることができます。

暖房効率を高める反射式ストーブの適切な置き場所

一方、石油ファンヒーターなどの反射式のストーブは、前方に向かって熱を送り出します。窓際や外壁に接する場所に設置することで、冷たい空気を吸い込み、温められた空気が上昇することで天井付近と足元の温度差が少なくなり、部屋全体に暖気が行き渡りやすくなります。

エアコンの場合は、サーキュレーターを併用し暖まって上昇した空気を下におろしてお部屋全体が温まりやすくしてあげましょう。

 

加湿器の活用でより暖かく

湿度で変わる体感温度

人間は湿度によって温度の感じ方が変わるため、湿度が上がると同じ室温でも暖かく感じます。

室温が25℃で湿度が30%の時には体感温度は21.4℃。同じく室温が25℃で湿度が60%だと体感温度は23.1℃となります。

エアコン・セラミックファンヒーター・ハロゲンヒーターなどは、空気が乾燥しやすくなるため、加湿器と併用して快適な湿度と体感温度を保ちましょう。サーキュレーターも併用することで、お部屋全体の湿度を均一にし、より効果的に加湿することができます。

 

暖房機器の定期的なメンテナンス

暖房機器のメンテナンスを怠ると暖房の効きが悪くなったり寿命が縮まる

暖房機器の種類によりメンテナンス方法は様々ですが、お手持ちの説明書を参考に定期的なお手入れを心がけましょう。
メンテナンスを怠ると暖房機器の寿命が縮まったり、電気代や燃料代が高くなってしまいます。
私も新築から3年で1度もエアコンクリーニングをしなかった結果、暖房効率が低下しエアコンは24時間フル稼働なのに家がずっと寒い・・・という経験をしました。定期的なメンテナンスは本当に大切です!

▼詳しくはこちら
『家が寒い!エアコンの暖房が効かなくなった原因と対策』

 

今回は、お家の寒さの原因やその対策についてお話ししました。
ご自身でできる簡単な対策や断熱リフォームなど、参考にしていただければ幸いです。

\ 長野県にお住まいの方 /
お家の断熱調査(無料)や断熱リフォームのご相談など、気になることはお気軽にテオリアランバーテックにご相談ください。

 

執筆者

Ikeda

寒さは苦手な夏生まれ女子。断熱・シロアリ・エクステリアを勉強中。
自身も新築の際には、断熱性・防音性などに惚れ込み、断熱材「セルロースファイバー」を選択しました。
ふわふわかわいい「セルロースファイバー」の情報、寒い住宅の原因や対策などなど・・・体もお財布も温める情報を発信していきます!

 

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