【長野県】セルロースファイバーで非破壊断熱

家の中なのになぜか寒い&暑い。断熱のプロが断熱対策をすべき場所を徹底解説!

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建物の断熱性能は、健康や光熱費の高騰などに大きな影響を与えます。特に、日本の四季の気候においては、冬場の暖房や夏場の冷房によるエネルギー消費が大きく、断熱対策は必要不可欠です。また、住んでから悩んでいる項目としても「暑い・寒い」は毎年上位にランクインしていることから、多くの人が悩んでいるポイントとも言えます。

本記事では、重点的に断熱対策をすべき場所と対策方法を断熱工事の専門家がお伝えします。

 

建てた年代と断熱性能の関係

築年数の古い家は寒いイメージがありますよね?一般的に、昭和40年代以前に建てられた住宅は、断熱性能が低く、夏は暑く、冬は寒いと感じやすい傾向があります。これは、当時の建築基準法がまだ整備されておらず、断熱材の種類や厚みに対する規定が不十分であったことが原因の一つとされています。

 

また、昭和50年代から昭和60年代にかけての住宅でも、断熱性能が低く、暑さ寒さを感じやすい場合があります。これは、当時の建築基準法で断熱性能の規定が整備されたものの、技術的な制約や建築業者の知識不足により、断熱性能が適切に確保されていなかったことが原因とされています。

 

しかし、築何年以前の住宅であっても、適切な断熱改修を行うことで、快適な室内環境を実現することができます。具体的には、断熱材の追加や厚みの増加、窓の交換、ドアの取り替えなど、建物全体を見渡した総合的な断熱改修が必要となります。

 

また、建築基準法が改正され、2019年には新基準が施行されたことにより、新築住宅の断熱性能が向上しているため、より快適な室内環境が実現できるようになっています。ただし、既存の住宅でも、適切な断熱改修を行うことで、同様の効果を得ることができます。

 

住宅のここが寒い&暑い場所5選

キッチン

キッチンは、調理中に熱気が発生するため、夏場は特に暑く感じます。また、換気が不十分だと、油煙や湿気がこもってしまい、カビやニオイの原因となります。また冬場は、リビングなどと間仕切られたキッチンの場合、足元から冷気が上がってきてしまいより寒さを感じてしまいます。

 

洗面脱衣所

洗面脱衣所はリビングダイニングから離れている場合が多く、特に冬場は寒く感じます。

 

トイレ

トイレは、室内の中でも比較的狭いスペースであり、また、排水管からの冷気が入り込みやすいため、寒さを感じることが多いです。そのため、トイレの断熱対策には、床や天井に断熱材を設置することが有効です。トイレの換気は、湿気やニオイの発生を防ぐために必要ですが、換気扇を使用することで、室内の空気が排出され、冷気が入り込んでしまいます。

 

お風呂

お風呂は、湿度が高く、蒸気が発生するため、暖かい空気が外に逃げやすく、寒さを感じやすい場所です。また、お風呂の壁や天井には、水気がこもりやすく、カビの発生も。そのため、お風呂の断熱対策には、換気と断熱の両面からアプローチすることが必要です。

まず、お風呂の換気は、湿気やニオイの発生を防ぐために必要です。しかし、換気扇を使用することで、室内の暖かい空気が排出され、冷気が入り込むことがあります。

 

廊下

廊下は、家の中を繋ぐ通路であり、外気に直接接しているため、寒さを感じやすい場所です。廊下には、玄関やドアがあり、開閉のたびに外気が入り込みやすいため、寒さの原因となります。

 

断熱対策におすすめの方法

断熱材の施工(工事)というと大掛かりな解体をイメージしませんか?私たちが行っているセルロースファイバー断熱工事であれば非破壊で天井、床下の断熱施工が可能です。また、内窓工事もあわせて行うことでより快適で健康な空間にすることができます。

 

セルロースファイバーをおすすめする5つの理由

高い断熱性能

セルロースファイバー断熱材は、空気を含んでいる繊維状の材料であるため、空気を含む断熱材の中でも高い断熱性能を持ちます。

 

防音(吸音)性能

セルロースファイバー断熱材は、高い密度で詰まっているため、外部からの騒音を遮断することができます。

 

防火性

木材を原料としているため、自然な防火性を持ちます。また、ホウ酸などの防火剤により、火災時にも燃え広がりにくくなっています。

 

環境にやさしい

セルロースファイバー断熱材の原料は古紙からリサイクルで作られている環境にやさしい木質系断熱材です。また、再生可能な資源であるため、地球環境にかかる負荷を軽減できます。

 

省エネ効果が高い

高い断熱性能を持つセルロースファイバーは室内の温度を一定に保つことができます。そのため、冬場は暖房費を抑え、夏場は冷房費を抑えることができます。

 

内窓設置をおすすめする5つの理由

断熱性能の向上

内窓は二重窓と同じように、室内と室外を仕切ることで断熱性能を向上させることができます。また、内窓を設置することで、窓枠やサッシ周りの隙間も防ぐことができるため、より高い断熱性能を実現できます。

 

コスト削減

内窓の設置は、窓枠やサッシを取り替えるリフォームに比べて、コストが抑えられます。また、設置工事も比較的簡単に行うことができるため、工期も短縮できます。

 

防音効果の向上

内窓は、窓枠と窓ガラスの間に空気層を作ることで、外部からの騒音を吸収することができます。特に、鉄道や道路の近くに住んでいる場合、内窓設置によって快適な室内環境を実現できます。

 

美観性の向上

内窓は、外側から見えないため、建物の外観を損なうことがありません。また、内側に設置されるため、室内のデザインにも配慮できます。

 

メンテナンス性の向上

内窓は、窓枠やサッシの劣化を防ぐことができるため、メンテナンス性が向上します。また、内窓自体の清掃も簡単に行うことができます。

 

まとめ

以上のように、断熱対策は、建物全体の性能向上につながるだけではなく、健康に暮らすために重要な課題です。水回りから建物全体までお客様のご要望に沿った提案が可能です。住みよい生活環境を手に入れる対策の一つとして断熱対策もご検討いただければ幸いです。

 

 

 

 

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