築40年木造平屋の床下断熱リフォーム(安曇野市・A様邸) 公開日:2024年9月4日/更新日:2024年9月4日 エリア 長野県安曇野市 建物種別 木造平屋 築年数 約40年 施工範囲 床下断熱(+基礎ハツリ工事 +床下点検口設置) 施工面積 約87㎡ 概算費用 約1,023,000円 助成金 96,000円 施工日数 1日 ご希望 薪ストーブ導入や開口部のリフォームを行ったが、寒い。冬快適に過ごせるようにしたい。 床下の断熱調査 中古住宅を購入したけれど冬が寒すぎる、というお悩みをお持ちのA様。 断熱材や施工方法にこだわりがあり『湿気や湿度の調整ができる断熱材』、『床下に潜って施工可能(非破壊断熱)』という条件で工事店を探していたところ、弊社を見つけご相談いただきました。 建物は保養所として夏用に建てられたものだったため、寒い長野県の冬を過ごすには厳しい状態。A様は既に薪ストーブの導入や開口部のリフォームなど済まされていましたが、断熱調査してみると、床下には断熱材がなく無断熱の状態が確認できました。 工事するにあたり、床下に直接入れる外扉があったものの、キッチンのみ基礎で囲われていて出入りできなかったため、床下点検口の設置をすることになりました。また、床下での作業スペースを確保するために、基礎の一部を削るハツリ工事も一緒に進めていきます。 床下断熱の施工前後 【ハツリ工事中】作業スペースを確保します 【ハツリ工事中】鉄筋を切断 【ハツリ工事後】 【施工中】セルロースファイバーを吹き込む 【床下施工前】 【床下施工後】断熱材の厚みは140mm 今回はセルロースファイバー断熱材を床下140mm(密度 55±5kg/㎡)充填いたしました。 長野県の次世代省エネルギー基準は床下で88mmですので、新築並みの断熱性能になりました。 今回施工した安曇野市は、地域区分で4地域になります。4地域の床の熱抵抗値は「2.2(㎡・k/w)」、セルロースファイバー断熱材の熱伝導率は「0.04W/(m・K)」です。 ちなみに次世代省エネルギー基準に必要な断熱材の厚みは以下の計算で求めることができます。 基準となる熱抵抗値 × 断熱材の熱伝導率 × 1000 = 必要な断熱材の厚み(mm) これに今回の工事を当てはめると… 【床下】 2.2×0.04×1000=88(mm)となります。今回の工事では140mm施工しています。 次世代省エネルギー基準を大きく満たしていることがお分かりいただけたと思います。 ※2×4などの木造枠組壁工法・木造軸組構法・鉄筋コンクリート造では熱抵抗値の数値が異なります。 非破壊で出来る床下断熱リフォームは住みながら最短1日から工事可能です。今なら助成金を活用して通常よりもお得に工事できる可能性も!(助成金申請手続きは全て弊社で行いますのでご安心ください) 夏の暑さ、冬の寒さでお悩みの方は、まずは無料の断熱診断をご利用ください。 【夏のお家が暑い】2階が暑い原因と天井断熱の必要性(動画あり) 投稿ナビゲーション 【天井断熱で暑さ対策】真夏の天井裏は60度超えも!(安曇野市・H様邸)床下・天井断熱リフォームで冷暖房効率アップ!快適で光熱費削減にも(長野市・M様)