天井断熱と小屋裏換気扇設置で夏の暑さ軽減!(長野市・S様邸) 公開日:2024年10月4日/更新日:2024年10月4日 エリア 長野県長野市 建物種別 木造2階建て 築年数 約35年 施工範囲 天井断熱、小屋裏換気扇設置 施工面積 約60㎡ 概算費用 約470,000円 助成金 40,000円 施工日数 1日 ご希望 夏 2階の寝室がとても暑いので快適にしたい。 断熱調査 夏の2階寝室が暑く、寝苦しいとご相談いただきました。 断熱点検で屋根裏を確認してみると、グラスウールの吹込み施工がされていました。厚みは100mmほど。 充分な厚みがなく、2階の暑さの原因となっています。 天井は既存断熱材の上からセルロースファイバー断熱材を施工していきます。既存の断熱材も活用することで、コストを抑えつつ長野市の省エネルギー基準を満たした断熱材施工を行っていきます。 また、今回は小屋裏換気扇のご要望もありましたので、断熱材施工と併せて設置いたします。 天井断熱の施工前後 【天井施工前】断熱材の厚み不足 【天井施工後】断熱材の厚みは合計300mm 天井換気扇の設置前後 【天井換気扇設置前】 【天井換気扇設置後】 長野市S様邸の断熱リフォーム 今回はセルロースファイバー断熱材を天井200mm(密度 55±5kg/㎡)充填いたしました。既存のグラスウール断熱材と併せて300mmの断熱層が出来ています。 長野県の次世代省エネルギー基準は、天井で160mmですので、新築並みの断熱性能になりました。 今回施工した長野市は、地域区分で4地域になります。4地域の床の熱抵抗値は「2.2(㎡・k/w)」、天井の熱抵抗値は「4.0(㎡・k/w)」、セルロースファイバー断熱材の熱伝導率は「0.04W/(m・K)」です。 ちなみに次世代省エネルギー基準に必要な断熱材の厚みは以下の計算で求めることができます。 基準となる熱抵抗値 × 断熱材の熱伝導率 × 1000 = 必要な断熱材の厚み(mm) これに今回の工事を当てはめると… 【天井】 4.0×0.04×1000=160(mm)となります。今回の工事では200mm施工しています。 次世代省エネルギー基準を大きく満たしています。 ※2×4などの木造枠組壁工法・木造軸組構法・鉄筋コンクリート造では熱抵抗値の数値が異なります。 非破壊で出来る天井断熱リフォームは住みながら最短1日から工事可能です。タイミング次第では助成金を活用して通常よりもお得に工事できる可能性も!(助成金申請手続きは全て弊社で行いますのでご安心ください) 天井断熱は、夏の暑さだけでなく冬の寒さにも効果があります。1階のみ・2階のみといった断熱プランもありますので、ぜひお気軽にご相談ください。 投稿ナビゲーション 床下・天井断熱リフォームで冷暖房効率アップ!快適で光熱費削減にも(長野市・M様)【つらい底冷え改善】既存断熱材も利用して住みながら床下断熱リフォーム!(伊那市・H様邸)