※施工エリアは長野県内全域です。
気密測定とは、建物の隙間から空気が漏れないかをチェックするための検査です。特別な装置を使って、どれくらいの空気が家の外から入ってくるか、または家の中から出ていくかを測定します。気密性が高いほど、冷暖房効率が良くエネルギーの無駄が少ない環境であると言えます。
中間気密測定とは、石膏ボードやクロスが張られる前のタイミングで行う気密測定のことを言います。一方、完成気密測定とは、入居可能な引き渡し直前の状態で行う気密測定です。石膏ボードやクロスが張られた状態で行う完成気密測定では、目標とするC値に及ばなかった場合に、隙間がどこにあるのか正確な情報が分からなくなってしまいます。近年、C値は建築会社の施工精度を見える化した指標として扱われることが増えており、特に内装仕上げ前の中間測定は重要視されています。
気密性が高い家は、冷暖房の効率が良くなり、エネルギーコストの削減につながります。
隙間風を防ぎ、冬は暖かく、夏は涼しい環境を保ちます。
隙間から入る湿気やホコリを防ぎ、アレルギーやカビのリスクを減らします。
隙間からの湿気が家の構造を傷めることを防ぎ、長持ちする家を実現します。
測定装置を設置し、目張り箇所の気密処理を行い、窓やドアを施錠します。
特殊なファンを使って、家の内部と外部の空気圧の違いを測定します。
測定結果を確認し、気密性の評価を行います。
必要に応じて、気密性を向上させるためのアドバイスや工事の提案を行います。
気密性が高いと、冷暖房の効率が上がり、光熱費が抑えられます。
隙間風がなくなり、1年中快適に過ごせます。
外気の侵入を防ぎ、アレルギーやカビの発生を抑えます。
エネルギー消費が減り、地球環境にもやさしい住まいに。
①建物の図面(案内図、平面図、矩計図<かなばりず>、仕様書、立面図)②新築または既築などの情報③(新築の場合)工程表上記は必須情報となりますが、状況に応じて追加でヒアリングさせていただく場合がございます。
C値(シーち)は、建物の気密性を表す指標です。具体的には、建物の1平方メートルあたりにどれだけの隙間があるかを示す値で、数値が小さいほど気密性が高いことを意味します。たとえば、C値が1.0であれば、1平方メートルあたり1平方センチメートルの隙間があるということです。C値が低いと、隙間風が入りにくく、冷暖房効率が良くなり、快適な住環境が維持しやすくなります。
高気密の指標として、主にC値が使われます。一般的に、C値が1.0以下であれば高気密とされています。さらに、高気密住宅を目指す場合、C値が0.5以下になることを目標とすることが多いです。C値を低く保つことで、冷暖房効率が良くなり、快適な室内環境が維持できます。
一般的な住宅の場合、測定には1時間半~2時間程度かかります。目張り処理の数や建物の大きさや状態によって異なることがあります。
測定中に家の中にいても問題ありませんが、風の影響を防ぐためにドアや窓を開け閉めしないようにお願いしています。
新築で行う場合が多いですが、既存の家やリフォーム工事に伴って行うことも可能です。
気密測定は、建物の気密性を確認するために、主に工事の最終段階で行います。新築の場合、内装が完成する前、断熱材や気密シートの施工後に測定を行うのが一般的です。また、リフォームの場合でも、工事が終わる前に気密性を確認することで、必要な調整や修正が可能になります。測定のタイミングによっては、問題を早期に発見し、適切な対応を取ることができます。
気密性が低いと、冷暖房効率が悪くなり、エネルギーコストが増加します。また、隙間風や湿気が入り込み、快適な室内環境が損なわれる可能性があります。
気密測定は年間を通じて行えますが、特に冬場や夏場のように外気温と室内温度差が大きい時期に行うと、より正確な結果が得られやすいです。
測定費用は、建物の大きさや構造によって異なりますが、具体的な費用についてはお問い合わせいただければお見積りいたします。
測定結果は、数値データとともに、後日報告書としてPDFデータでお渡しいたします。紙の報告書をご希望の場合は有料で対応いたします。
長野県内でしたら全域可能ですが、エリアによって交通費が異なります。近県のお客様は一度ご相談ください。
建築会社を通してのご依頼、お客様から直接のご依頼、どちらも対応しています。お客様から直接ご依頼の場合、測定スケジュールなどを建築会社の担当者と直接打合せさせていただく場合がございます。
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